いい介護の評判と相談員の実力|届出で分かる対面相談と見学同行の範囲

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「介護がつらい…」「近くにどんな施設があるの?」
まずは資料を取り寄せてみよう!

シニアのあんしん相談室


※1999年創業の会社が運営する「シニアのあんしん相談室」よりサービス提供を受けております。

 

「いい介護」の施設ページを見たあと、あるいは病院の相談室から「いい介護の相談員」を勧められたあと、電話をかける前に手が止まる家族がいます。相談員が何者で、どこまで頼めるのかが見えないからです。

この会社の体制は、業界団体へ出した届出の項目で数字として確かめられます。相談員は45名、相談所は9か所、紹介契約を結んだ施設は10,000件です。

対面相談と見学同行がどこまで使えるかは、この3つの数字で決まります。公式が示す相談員の基準を質問に変えれば、担当の力量も最初の電話で測れます。

いい介護の仕組みと評判の全体像

「いい介護」は、株式会社エイジプラスが運営する老人ホームの検索サイトです。エイジプラスは、東京証券取引所プライム市場に上場する株式会社鎌倉新書(証券コード6184)のグループ会社で、紹介事業は2004年6月から続いています。同時に、業界団体の高齢者住まい事業者団体連合会(高住連)へ届け出た紹介事業者でもあります(届出公表番号20-0072)。

つまり、WEBで施設を探す「検索サイト」と、相談員が対面で提案し見学に同行する「紹介センター」の2つの顔を持つ会社です。全国型の検索サイトと違うのは、相談所を構えた対面型の紹介センターを本体に持つ点です。評判の良い面も、起きうる不満も、ここから出てきます。

施設が払う手数料で無料になる仕組み

家族が「いい介護」を使う費用はゼロです。電話相談も対面相談も、資料の送付も見学の同行も無料です。入居が決まったときに、施設側が運営会社へ紹介手数料を払う仕組みだからです。公式のコラムも、こう書いています。

民間の紹介センターは老人ホームからの手数料で運営されているため、利用者側は無料で紹介してもらえます

運営会社にも、施設にも「この人に入居してほしい」という動機があります。そのため相談員が提案する施設は紹介契約を結んだ施設に限られ、契約の外の施設は候補に上がりにくくなります。

手数料の決まり方と中立性が揺らぐ場面は、老人ホーム紹介センターが無料の理由、手数料の決まり方と中立性が揺らぐ場面に書いています。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 老人ホームの選び方〜入居相談員編〜|良い相談員を見極めるポイント

悪い評判が少ない理由と相談員で差が出る構造

「いい介護」の評判として出てくる「電話がしつこい」「怪しい」という声は、全国型の検索サイトに比べると件数がわずかです。全国型は、資料請求のボタンを押した時点で運営と施設の両方から連絡が始まります。いい介護は、聞き取りから見学の同行までを相談員1人が運ぶ型なので、連絡の相手が1人に絞られます。

その代わり、結果を左右するのは相談員の力量です。公式サイトには入居相談員の顔と担当エリアが並びます。担当した相談員が地域の施設をどれだけ知っているかで、提案の質が変わります。公式の「ご利用者の声」に載る良い報告も、担当の動き方をほめる内容が中心です。

評判の両面

良い面: 相談員が聞き取りから同行まで運ぶ。日程調整で1日に複数の施設を回れる

起きうる不満: 相談員の力量で結果が変わる。相談所から遠い地域は電話とWEBが中心。電話受付は17時まで

相談員の見分け方と、対面相談と同行が使える範囲を先に押さえます。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) いい介護 ご利用者の声

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 公式トップページ

届出の項目で分かる相談員の体制と対面相談の範囲

高住連の「高齢者向け住まい紹介事業者届出公表制度」では、届け出た紹介事業者ごとに、総相談員数・契約法人数・契約ホーム数・相談拠点総数・紹介可能エリア・中心となる相談方法などが公表されます。エイジプラスの届出値と、公式サイトの掲載数を並べると次のとおりです。

項目
老人ホームの掲載数(公式サイトの表示・2026年9月12日時点)48,196件
契約法人数(届出)2,100
契約ホーム数(届出)10,000
相談員数(届出)45
基礎講座受講完了者数(届出)12人(27%)
相談所の数(届出の一覧)9か所
紹介可能都道府県(届出)47都道府県すべて
紹介事業開始日(届出)2004年6月1日

この表で、相談員に何をどこまで頼めるかが決まります。届出の備考欄には、「年間25,000件を超えるご相談実績」という自社の説明も載っています。

契約ホーム数と相談員数で読む提案の深さ

公式サイトには48,196件の老人ホームが載っていますが、紹介契約を結んだ施設は10,000件です。48,196件のうち約21%で、相談員が候補にできるのは2割ほどです。提携施設が全国1万件を突破したのは2026年4月です。

契約ホーム10,000件を相談員45名で受け持つので、1人あたり約220件です。全国型の検索サイトでは1人あたり600件を超える例もあります(みんなの介護の評判と使い方|届出で分かる紹介の範囲と電話の止め方)。担当する施設が少ないほど、相談員は1つの施設の中まで知りやすくなります。

届出には基礎講座受講完了者数も併記されます。この欄が空いている会社もあるので、12人(27%)という数字自体が1つの情報です。届出一覧での比べ方は、老人ホーム紹介センターの比較は順位より軸5つ、届出一覧で選ぶ方法に書いています。

出典: 高齢者住まい事業者団体連合会 届出紹介事業者検索(株式会社エイジプラス)

出典: 株式会社鎌倉新書 「いい介護」、提携施設数が全国1万件を突破

相談拠点の所在地で決まる対面と同行の範囲

届出の相談所は9か所です。いい介護の東京・新宿・三鷹・名古屋・大阪・福岡の各オフィスと、同じ会社の別ブランド「えらび」の松戸・蒲田・那覇の各相談室です。東京都内に4か所、千葉県松戸市・名古屋・大阪・福岡・那覇に1か所ずつという配置です。

対面相談と見学同行は、この相談所の相談員が動ける範囲が中心です。親会社が2021年に子会社を設立してこの事業を取得したときの説明は、こうでした。

専任カウンセラーが初回相談から見学まで同行する対面形式の対応は、高い満足度を保っています。

「全国47都道府県に対応」は、全国どこからでも相談を受けるという意味です。相談員が会いに来て見学に付き添えるのは、相談所から動ける地域が中心です。自分の市区町村で同行できるかは、最初の電話で聞きます。

出典: 高齢者住まい事業者団体連合会 届出紹介事業者検索(株式会社エイジプラス)

出典: 株式会社鎌倉新書 エイジプラスの介護施設紹介事業および見守りサービス等を、子会社を設立して事業取得

拠点から遠い地域で受けられる相談の形

相談所が無い地域でも、電話とWEBで相談は受けられます。相談員が聞き取りをして、契約している施設から候補を出し、資料を送り、見学の予約を取ります。ここまでは相談所のある地域と同じです。

違うのは、見学の当日です。相談員の同行が難しい地域では、家族だけで見学に行き、施設側の担当者が案内します。相談員には、見学の前に聞く項目を確認し、あとで感想を伝えて次の候補を出してもらいます。

この形なら、いい介護は候補出しと相場の把握に使います。見学の同行が要るなら、老人ホーム探しは誰に相談する?4つの窓口の違いと最初に行く先を読んで、地域の紹介センターを別に探します。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 公式トップページ

相談員の力量を見分ける質問

公式のコラムは、見学のときに施設側で説明を担う「入居相談員」の見極め方として、良い相談員の4点と、注意すべき相談員の3点を挙げています。示された中身は、紹介センターの相談員を測るときにもそのまま当てられます。

いい介護の相談員の経歴について公式に確認できるのは、高住連への届出の備考にある「相談員の多くは介護・医療の現場経験者」という説明と、親会社のリリースにある「元介護職員など現場経験や知識が豊富な『入居相談員』」という表現です。公式のインタビューには、看護師として病院の退院支援に携わった相談員も並びます。

公式が示す良い相談員の基準

公式のコラムが挙げる4つは、現場経験が豊富で介護の幅広い知識を持つこと、言葉遣いが適切で丁寧なこと、相談者の事情をくみ取りながら客観的な判断ができること、解決策を提案できることです。1つ目は、自分の施設に加えて、他施設や介護保険制度、医療や在宅介護サービスまで知っている相談員が理想だとしています。

注意すべき相談員として挙げているのは、言葉遣いやマナー・身だしなみが悪い人、資料に書いてあることしか説明できない人や回答が曖昧な人、簡単に「できます」と答えて契約を急かす人です。

運営会社が自分で公開した基準なので、家族がこの基準で相談員を測るのは筋の通った使い方です。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 老人ホームの選び方〜入居相談員編〜|良い相談員を見極めるポイント

最初の電話で経歴と担当範囲を確かめる質問

最初の電話(0120-957-638・9時〜17時・年中無休)で、担当になる相談員について次の4つを聞きます。

最初の電話で聞く4つ

「担当の方は、介護や医療の現場で働いた経験がありますか」

「私の市区町村で、御社が契約している施設は何件ありますか」

「紹介の対象に入っていない施設はどこですか」

「見学に同行してもらえる地域ですか」

1つ目で相談員の経歴が分かります。2つ目と3つ目で、その地域で相談員に任せられる範囲が分かります。4つ目で、対面型の強みを使えるかが決まります。

3つ目を聞く根拠は、届出制度の遵守項目にあります。

私たちは、入居検討者に、原則各々の紹介事業者が個別に提携している、高齢者向け住まいを紹介していること(すべての高齢者向け住まいから紹介しているわけではないこと)を説明します。

件数を言わずに「全部お任せください」と返る場合は、担当を替えてもらうか、別の窓口に切り替えます。

出典: 高齢者住まい事業者団体連合会 紹介事業者届出公表制度

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 公式トップページ

初回面談で提案の根拠を確かめる質問

対面の面談で候補が出てきたら、提案の根拠を聞きます。「この施設を勧める理由は何ですか」「この施設の退去要件と追加費用は何ですか」「他の候補と比べて劣る点はどこですか」の3つです。

良い相談員は、3つ目の「劣る点」に具体的に答えます。夜間の看護体制や追加費用の出方など、施設ごとの弱点を言えるのは、その施設の中を知っている相談員です。「どこも良い施設です」としか返らない場合は、資料に書いてあることしか説明できない相談員に当てはまります。

面談で合わないと感じたら、「別の方にお願いしたい」と電話で伝えます。担当を替えても、いい介護は使い続けられます。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 老人ホームの選び方〜入居相談員編〜|良い相談員を見極めるポイント

対面相談から見学同行までの流れ

流れは次の順番です。

  1. 電話で相談する(0120-957-638・9時〜17時・年中無休)
  2. 相談員が本人の状態・予算・地域・時期を聞き取る
  3. 相談所での面談、または訪問で対面相談する
  4. 候補の提案と資料の送付
  5. 見学(相談員が同行できる地域では同行)
  6. 仮申し込み
  7. 診療情報提供書と健康診断書などの書類を提出
  8. 本人と施設の面談
  9. 入居審査を経て契約と入居

公式サイトの「老人ホーム入居までの流れ|基本の7ステップ」に、相談員の動きを重ねた形です。

電話の聞き取りから対面相談までの順番

最初の電話で聞かれるのは、本人の年齢と要介護度、病気と医療の処置、予算の上限、希望する地域、入居したい時期です。相談員のインタビューには、聞き取りの時点で候補が浮かぶという説明があります。

その時点ですでに5つくらいの施設が頭の中に浮かんでいます。

対面相談は、相談所のオフィスで行う場合と、相談員が自宅や病院へ来る場合があります。本人の状態と条件を1枚にまとめて持って行くと、提案の時間が増えます。1枚の作り方は、親の介護の初回相談へ持っていく一枚のつくり方に書いています。

退院の期限が迫っている場合は、電話の時点で期限を伝えると、日程を合わせてもらいやすくなります。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 入居相談員インタビュー(鈴木富美)

見学同行で相談員が担う役割と担わない役割

同行する相談員が担うのは3つです。施設の説明で漏れた項目を指摘すること。見学した複数の施設を同じ物差しで比べること。家族が言いにくい条件(費用の交渉・入居時期の相談)を施設に橋渡しすること。公式のコラムも、こう書いています。

紹介センターの相談員が同席してくれれば、施設の入居相談員の説明漏れがあっても、その場で適切に指摘してもらえます。

担わないのは、入居するかどうかの判断、医療の判断、契約書の内容の保証です。相談員は施設の手数料で動く立場なので、最終判断は家族が持ちます。

同行があっても、退去を求められる条件、夜間の看護と介護の人数、月額に含まれない追加費用の3つは、家族が自分で聞きます。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 老人ホームの選び方〜入居相談員編〜|良い相談員を見極めるポイント

仮申込から契約までに相談員へ頼める調整

見学のあと、入居したい施設が決まったら仮申し込みをします。公式の説明では、仮申し込みの期間は一般的に1か月程度で、その間に書類をそろえます。診療情報提供書と健康診断書はどちらも医師に依頼し、取得までに3週間程度かかります。健康診断書の有効期間は3か月です。退院の期限がある場合は、この3週間を逆算して動きます。

この段階で相談員に頼めるのは、施設との日程調整、必要な書類の案内、施設への質問の取り次ぎです。診療情報提供書を主治医に頼むのは家族の側です。誰が何を用意するかを、仮申し込みの日に相談員と一覧にします。

書類の提出と本人の面談が終わると、施設側の入居審査があります。断られる場合もあるので、仮申し込みの時点で「次はどこか」を相談員に聞いておきます。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) 老人ホーム入居までの流れ|基本の7ステップとそれぞれの注意点

公式の口コミと特典の読み方

公式サイトの「ご利用者の声」と施設の口コミは、特典と結びついた報告です。ここを知ると、読み方が決まります。

見学と入居の口コミ特典の条件

公式の「プレゼント企画」には2つの特典があります。見学口コミ特典は、いい介護から見学を予約し、見学から3か月以内に申請フォームで報告と口コミの投稿をした人が対象です。入居口コミ特典は、いい介護から資料請求または見学を予約し、入居から3か月以内に同じ手続きをした人が対象で、応募は1回限りです。

報告は、いい介護に問い合わせたときと同じ名前で行います。支給されるのはAmazonギフトカードで、額は公式のページでは非公表です。

公式に並ぶ体験談の多くは、特典を受け取るために書かれた報告です。公式は虚偽の内容を対象外と定めているので、書かれている事実は信用できます。ただ、不満を書く動機は薄い構造です。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) プレゼント企画

特典の対象外になる連絡の順番

対象外の条件は、公式に並んでいます。いい介護に問い合わせる前に、施設や運営法人へ直接問い合わせていた場合。他の紹介センター・紹介サイト・医療機関関係者などを利用していた場合。問い合わせたあとに、他の経路で見学を予約した場合。入居口コミ特典では、入居から3か月以内に解約した場合も対象外です。

2つ目の「医療機関関係者等」は押さえておく価値があります。病院の相談室やソーシャルワーカーから先に施設を紹介されていた家族は、あとからいい介護に問い合わせても、特典の対象から外れます。

高住連の遵守項目も、複数の紹介事業者からの紹介が重なったときの取り扱いを、あらかじめ定めることを求めています。特典を「最初にいい介護へ連絡した人」に限るのは、この表れです。

家族の側は、特典より自分の順番を優先します。公的な一覧で施設名を見てから、施設に直接連絡するか、紹介センターを通すかを決めます。一覧の見方は、老人ホームの紹介会社に連絡する前に、公的な一覧で地域の施設名を見ておくことに書いています。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) プレゼント企画

出典: 高齢者住まい事業者団体連合会 紹介事業者届出公表制度

体験談から事実だけを拾う読み方

公式の「ご利用者の声」に載る項目は、性別・都道府県・施設種別・5段階の評価・投稿日と、1文か2文の感想です。入居までにかかった期間、見学した件数、同行の有無は、この一覧の外にあります。多くは「親身に相談にのってくださり助かりました」のような感想です。

公式は「お客様満足度91%」と掲げています。その注記に、集計のもとが示されています。

※2025年4月1日~10月31日の7ヶ月間に「いい介護」へ投稿されたご成約者様による口コミのうち、「いい介護と入居相談員の評価(5段階)」において4点以上のご回答をいただいた割合を集計

母数は、成約した人の口コミです。担当と合わずに別の窓口へ移った家族は、この91%の外側にいます。数字の高さより、母数の定め方を見ます。

感想で相談員を選ぶより、経歴と担当範囲の質問で自分の担当を測る方が確かです。相談員の対応に問題があったときは、まず運営会社の窓口へ伝えます。高住連は紹介事業者の一般的な苦情相談窓口を設けていないので、届出の遵守項目のどの行為が違反に当たるかを示して伝える形になります。

出典: いい介護(株式会社エイジプラス) いい介護 ご利用者の声

出典: 高齢者住まい事業者団体連合会 届出に関するよくある質問

損をしない使い方の手順

いい介護は、相談所のある地域なら対面型の強みを使い切り、相談所が無い地域なら検索サイトとして使うと、損をせずに使えます。手順は次の5段階です。

  1. 条件を1枚にまとめる
  2. 公的な一覧で地域の施設名を見る
  3. 自分の地域に相談所があるかを確かめる
  4. 電話で相談員の経歴と担当範囲を確かめる
  5. 対面相談と見学同行に進む

対面相談と見学同行を使い切れる場面

使い切れるのは、相談所のある地域(東京都内・千葉県松戸市・名古屋・大阪・福岡・那覇とその周辺)で施設を探す場面です。相談員が会いに来て、見学に付き添い、施設との橋渡しをします。退院の期限が迫っている場面でも、1人が運ぶ型は速く動きます。

物足りなさが出るのは、相談所が無い地域、仕事で夜しか電話できない場面(受付は17時まで)、施設を自分の目で全部見て決めたい場面です。こうした場面では、候補出しと相場の把握に絞り、見学は家族だけで行くか、別の窓口を使います。

条件を決めてから相談員に会うまでの順番

最初に、本人の状態・予算の上限・地域・譲れない条件を1枚にまとめます。次に、公的な一覧でその地域の施設名を見ておきます。契約の外にある施設がどれだけあるかを先に把握するためです。

そのうえで電話をかけ、相談所の有無と、担当する相談員の経歴と担当範囲を確かめます。対面相談に進むなら、1枚を持って行きます。紹介センターを2社使う場合は、同じ1枚を渡して答えを並べます。

見学は3〜5件に絞り、同行できる地域なら同行を頼みます。同行があっても、退去要件・夜間体制・追加費用の3つは家族が自分で聞きます。

合わないときの担当替えと別の窓口への切り替え

相談員と合わないと感じたら、担当を替えてもらえるかを電話で聞いてみましょう。病院の相談室やケアマネジャーから「いい介護の相談員」を勧められた場合も、同じ基準で測ります。

担当を替えても合わない、あるいは自分の地域で契約している施設が少ない場合は、別の窓口に切り替えます。地域包括支援センター、ケアマネジャー、地域に相談所を持つ別の紹介センターのどれかです。切り替えても、いい介護で集めた資料と見学の記録は、次の窓口でそのまま使えます。

相談員を自分の基準で測り、相談所のある地域で対面と同行を使い切れば、損をせずに使える窓口です。

まとめ:いい介護は相談所のある地域で対面と同行を使い切り、相談員は質問で測る

いちばん重いのは、公式サイトに載る48,196件と、相談員が提案できる契約ホーム10,000件が別だという点です。載っている施設のうち、相談員が候補にできるのは2割ほどです。そして、その提案を運ぶ相談員は45名、対面相談と見学同行の拠点は9か所で、東京都内・千葉県松戸市・名古屋・大阪・福岡・那覇に限られます。「全国47都道府県に対応」という表示は、相談を受ける範囲の話であって、相談員が会いに来て見学に付き添う範囲とは別だという読み方になります。

次の一歩は、最初の電話で「私の市区町村で契約している施設は何件ですか」「紹介の対象に入っていない施設はどこですか」「見学に同行してもらえる地域ですか」の3つを聞くことです。これを飛ばして対面相談に進むと、契約の外にある近所の施設を候補から落としたまま、相談員の提案だけで絞り込みが進みます。公式の口コミや「お客様満足度91%」は、成約した人の投稿を母数にした数字です。担当になる相談員の力量は、その数字の外にあります。

次に確かめるのは、自分の地域に相談所があるか、そして担当になる相談員が介護や医療の現場を経験しているかの2つです。どちらも最初の電話で答えが出ます。介護のあんしんでは、いい介護の相談員の見分け方と対面相談・見学同行の使い方も含めて、老人ホーム探しで悩むあなたに信頼できる情報を提供しています。